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2010年8月

ヤツシロガイ

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ヤツシロガイは、磯の終わりから水深40~50mぐらいの砂地で

網にかかってきます。

砂粒の粗い砂れき底がすきなようです。

これは、イセエビの刺網にかかったヤツシロガイ。

殻の高さ29センチ超、ずっしりと重いです。

網からはずして、ころがしておくと、

口からナマコが出てきました。

マナマコ(アカ)です。

ナマコはイセエビの網に今頃かかることはありませんが、

じっと岩陰に潜んでいるところを

見つかって食べられてしまったのでしょう。

硬い殻を持たず、動きも鈍いナマコが食べられないのは、

体内に含まれるサポニンなどの成分によるものだと聞きましたが、

ヤツシロガイにとっては平気なようです。

秋は夕暮れ

 日中の暑さはまだまだ厳しいですが、

夕暮れ時ともなれば、すっかり秋の空。

空高く、雲が朱に染まっていきます。

山から吹き下す風にも一段と涼しさを感じます。

イセエビの刺網で、イセエビが好調であれば、

夏よ、終わらないでくれと願うところですが、

このおはなしにならないぐらいの漁では、

秋の漁に期待するしかありません。

海の中も秋へと移り、

早く次のなぶらが到来することを願います。

8月28日の朝市出店します

明日の朝市出店します!

サザエ・アナゴ・タコをお持ちいたします。

魚は期待できません。

よろしくお願い致します。

ベニヒモイソギンチャク

 

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ちょっとわかりづらい写真ですが。

明らかに分かるのがイソギンチャクです。

ベニヒモイソギンチャク、左上のほうに細かい糸のようなものが

見えると思いますが、

触手のほかに、20センチ前後の糸状のものが

数本延びています。

あるいは、これも触手の一種でしょうか。

このベニヒモイソギンチャクは、貝殻に付着していますが、

ほとんど一面についているので、貝殻は見えません。

その貝殻の中に棲んでいるのが、ソメンヤドカリ。

目玉が二つ目だっているので、

何かいるのがおわかりでしょうか?

イソギンチャクとヤドカリの共生は、よく知られています。

エビ・カニなどが最も恐れるタコなどから、身を守るため、

ヤドカリは貝殻にイソギンチャクを付け、

イソギンチャクはヤドカリのエサのおこぼれをいただきます。

ヤドカリが成長して貝殻を取り替えるときは、

イソギンチャクもちゃんと載せかえるそうです。

(ベニヒモイソギンチャクから出る糸状のものは、

槍糸というもので体側からでており、

防御機能があるそうです。)

イセエビの網

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イセエビの網はイセエビの棲んでいる磯の中にかけるので、

根がかりはしょっちゅうです。

これは、網の上の浮子(アバ)がひっかかってしまったもの。

波にゆられて、浮子綱(あばづな)も岩のすき間に落ちてしまったのでしょう。

朝、網をたぐるとき、そのすき間に浮子がぽっこりはまってあがらなくなってしまいました。

浮子自体はやわらかい素材でできているので、

力を入れて引っ張ると、むしれてあがってきます。

このようなことは、しょっちゅうあります。

海草からスウィーツ!?

子供たちの夏休みもそろそろ終わり、

地域によっては2学期が始まることでしょうか。

皆さん、宿題は終わりましたか?

私も宿題にない夏休みがあったらどんなに楽しいだろうかと思う、

こういったものは本当に苦手な子供でした。

特に頭の痛いのが自由研究。

何をどうすればいいのか、考えているだけで

夏休みが終わってしまいそうです。

「Rika Tan8月号」(文一総合出版)は『すぐできる理科のオモシロ自由研究』

という特集を組んでいます。

理科の苦手な子にも楽しく簡単にできるものも多くあり、

なかなか利用価値は高そうです。

小学1年生のわが娘も、早速、テーマを選んでいました。

1年生だからか、自由研究の宿題はないのに、

なんとできた子でしょう(笑)!

テーマは「海草がスウィーツに変身!」

海草がどうしてスウィーツに変身するのでしょうか?

そのようなことが起こりうるのか、皆目見当が付きません。

幸い原料は目の前の海で調達できますので、すぐできます。

(本書では海草となっていますが、これはアマモなどをさす語で、

テングサは海藻と使い分けるべきではないかと思います。

また、テングサも漁業権種目となっているので、

誰でも自由に採取することができるわけではありません)

イセエビの出荷

今日はイセエビの出荷がありました。

毎年ご注文いただいているホテルから、今年も発注があり、

今日とりに来ていただきました。

量が多いので、そろえるのも一苦労ですが、

それを活かしておくのがまた大変。

生き物ですから、死んでしまうこともありますし、

特に脱皮したエビはほとんど喰われてしまいます。

時化になれば活かしカゴが流されてしまう可能性もあるので、

台風が来ないように祈るような毎日でした。

空っぽになった活かしカゴ、

今年も無事注文に応えられてよかったです。

8月21日の朝市出店します!

明日の朝市出店します!

サザエとアナゴをもっていきます。

その他は、明日の漁次第です。

よろしくお願い致します。

コブシガニ

 

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体の大きさが2センチぐらいの小さなカニ。

その丸い形が拳を連想するのでしょう。

コブシガニ、テナガコブシガニなど、

コブシガニの仲間は、いくつかありますが、

これはツノナガコブシガニという種ではないかと思います。

体はタカラガイのような光沢があり、

脚の紅白模様など、とても愛らしいカニです。

気がついたら、船の中にいたので、

タコカゴの中に入っていて、

タコと一緒に魚槽にあげられたのでしょう。

20~30センチの浅い砂地に多くいるようですから、

エサを食べるなど用事がなければ、

砂に埋もれている時間が長いのかもしれません。

近年にない不漁で・

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タコがぼちぼち獲れています。

イセエビの網でエサとなるカニが安定して獲れるようになったので、

タコカゴ漁もやっと起動に乗ってきました。

夏ダコ漁はそろそろ終盤です。

イセエビが近年にない不漁のため、

このタコカゴと、刺網でのカワハギ、

そしてエビ網でのサザエと、

トロイカ体制でしのいでいます。

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