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2010年9月

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小田原江之浦漁港で獲れる魚コレクションの最近のブログ記事

メリベウミウシ

 

これは、たぶんメリベウミウシ。

大きな分類では、貝と同じ軟体動物です。

カジメなどの海藻につかまっているようで、

イセエビの網にかかってきた海藻といっしょに

船の中にはいってきます。

体は大変もろく、負担がかかるとポロポロと分離してしまいます。

体のつくりはよくわかりませんが、

半透明の体から、消化器官が透けて見えます。

しかし、動きは意外とはげしく、

体を左右に大きく曲げながら移動します。

そして、なんともいえない、匂いがします。

この匂いで、メリベウミウシがかかってきたことに気がつきます。


ヤツシロガイ

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ヤツシロガイは、磯の終わりから水深40~50mぐらいの砂地で

網にかかってきます。

砂粒の粗い砂れき底がすきなようです。

これは、イセエビの刺網にかかったヤツシロガイ。

殻の高さ29センチ超、ずっしりと重いです。

網からはずして、ころがしておくと、

口からナマコが出てきました。

マナマコ(アカ)です。

ナマコはイセエビの網に今頃かかることはありませんが、

じっと岩陰に潜んでいるところを

見つかって食べられてしまったのでしょう。

硬い殻を持たず、動きも鈍いナマコが食べられないのは、

体内に含まれるサポニンなどの成分によるものだと聞きましたが、

ヤツシロガイにとっては平気なようです。


コブシガニ

 

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体の大きさが2センチぐらいの小さなカニ。

その丸い形が拳を連想するのでしょう。

コブシガニ、テナガコブシガニなど、

コブシガニの仲間は、いくつかありますが、

これはツノナガコブシガニという種ではないかと思います。

体はタカラガイのような光沢があり、

脚の紅白模様など、とても愛らしいカニです。

気がついたら、船の中にいたので、

タコカゴの中に入っていて、

タコと一緒に魚槽にあげられたのでしょう。

20~30センチの浅い砂地に多くいるようですから、

エサを食べるなど用事がなければ、

砂に埋もれている時間が長いのかもしれません。


ゾウリエビ

 

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ゾウリエビです。

エビ網にかかってきました・

15センチぐらいの大きさ。

ウチワエビに似ていますが、

ウチワエビは120m以深の深場、

ゾウリエビは10mぐらいの磯にすんでいます。

かわいいけど、食べちゃいます。

いえいえ、もちろんお客さんが。

私が食べられるほどは獲れません。


ヒラサザエ

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貝殻の8センチぐらいの小さな貝。

ヒラサザエという名の巻貝のようですが、

私では正確な種名はわかりません。

そもそも、貝に対する知識がない上に、

調べようにも小型のフィールト図鑑が2冊あるだけ(しかも1冊は子供向け)

魚なら日本産の物がほとんど網羅されている図鑑をはじめ、

子供向けのものも含めれば10冊近くあるのと大違い。

もっとも貝の図鑑自体、それほど多くないと思います。

もちろん、専門家がてにするような、

これを見れば大体わかるといったものもありますが、

なかなかそこまで手が出ません。

ホタテ・マガキ・ホッキガイ・アカガイ・アオヤギなどは、

寿司ネタとしても大好きですが、

貝といっても食べているか、食べたいものしか

ほとんど関心がありません。

魚に比べると、関心の度合いはかなりひくくなってしまいます。


イトヒキベラ

2010062801.JPG2010062802.JPGのサムネール画像

地球博物館・瀬能博士に観ていただき、

名前がわかりました。

全長10cmほど、タコのカゴに入っていました。

この大きさでは、網にかからないので、

普通に泳いでいても漁業者が目にすることは

ほとんどありません。

魚は色や型が大変似ていても、

全く別種ということがよくあります。

見た目ベラ型、腹ビレがひとすじ長くのびているのが目立ちます。が、

その見た目どおりイトヒキベラという魚でした。


ウミスズメ

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ハコフグの仲間です。

珍しくはありませんが、

ハコフグのほうがはるかに沢山います。

これは水深15メートルぐらいの岩礁域でかかりました。

20センチほど。

ウミスズメ、海の雀と、これ以外解釈のしようがないと思いますが。

まじまじ雀を見たことがありませんが、

似ているのでしょうか。

どこか似ているのでしょう。


イラ

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ベラ科の魚です。

ヒラメやカワハギの刺網、タコカゴで漁獲されます。

型や色がアマダイに似ていますが、

この大きな犬歯がベラ科の特徴をよくあらわしています。

魚市場でのセリ値はそれこそ、天と地の差があります。

魚料理などの本には、磯臭いとか水っぽいなどと書かれていますが、

朝市ではあっという間に売れてしまう人気者です。

自分で料理して食べて著したとは思えないです。

活けジメしたものであれば、刺身も十分いけます。

唐揚やなべにもむいています。

魚市場でも安いながらもしっかり売れていますから、

ちゃんと料理をして、こっそりもうけている板前さんがいるのだと思います。

水深15~40メートルぐらいと、

たいして深くない根回りに棲んでいますが、

水圧の変化に弱く、活かしで水揚げすることが

むずかしいのがこの魚の難点です。


メバルガニ

 

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カニのメガロパ幼生、誰が呼んだか、メバルガニ。

もちろん、そんな名前のカニはいませんが。

春告魚といわれるメバルが網に入り始めること、

たくさん流れてくる(流れている?)ことがよくあります。

また、シーズンを迎えるメバル釣では、

このカニをエサにするらしいです。

私は、試したことがありませんが、

よくヒラメ網のボンデンに流れ着いていましたが、

今日、タコカゴのボンデンにたくさんくっついていました。

ヒラメ網は、4月いっぱいで終了しているので、

メバルガニの出現は例年より1ヶ月以上遅れているのか。

ただ、年に複数回発生があるとすれば、

たまたま目にしたものが、いつもより遅いとしても、

成長が遅れているとはいえません。

カニ(乱暴な言い方ですが)は、

プランクトン生活のあと、好みの場所に着定しますが、

このメバルガニはロープや浮きにつかまり、

捕らえようとすると、泳いで逃げていきます。

もう着定も間近でしょう。

好みの場所は、この辺りにあるのでしょうか。

 

 


イシナギ

 

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イシナギという魚です。

全長60センチ、これはまだまだ小さいもので、

どこまで大きくなるのか、私は分かりませんが、

かなりでかいものを魚市場で見かけたこともありました。

水深100m以深の深場でかかってきますが、

ひと冬にひとつかかるかかからないか、

本当に稀に見かける魚です。


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船名 海真丸
船主 江森正典
TEL:090-2303-0735

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