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2012年2月

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小田原江之浦漁港で獲れる魚コレクションの最近のブログ記事

ウスエイ

これはウスエイ。

体がゼラチン質のようにブヨブヨしており、

狭いところに置くと写真のように折りたたまれてしまいます。

ウスエイを獲ったのはこれで2体目、

前回はかなり大きくて、船内に取り込めず、

口から体の先っぽだけ持ちかえったのですが、

歯では種の特定ができないと、

地球博物館の学芸員の皆さんを混乱させてしまいました。

今回も前回とほとんど同じ場所で獲れました。

(根府川沖120m)が20㎏ぐらいの小物でしたので、

そのまま丸ごと博物館行きとなりました。


ツバメウオとナンヨウツバメ

ツバメウオとナンヨウツバメというのがいたなぁと思っていましたが、

とりあえず写真に撮って、後で図鑑を見てみればいいや。

ところが、この程度の写真では、全く判別できませんでした。

「よく似た」とか「以前よく混同されていた」

などと記されており、シロウト目にはわからないほど

似ているようです。

活魚扱いなので、

丁寧に写真を撮るわけにいきません。

しかも、もう売ってしまったので、

もうわかりませんね。

最新の図鑑には、

ツバメウオ、ナンヨウツバメ、マンジュウダイ科。

以前のものには、

ツバメウオ、ナンヨウツバメウオ、スダレダイ科と、

標記されていました。


イソバショウガイ

アクキガイ科Ceratostomafournieri

水深10メートルぐらいエビ網にかかりました。

年に数個、たまにかかってきます。

殻長で4㎝ぐらい。小型ながら目立つ色と殻の型状です。

アクキガイ科なので港のへ岸壁などにびっしりと付く

イボニシやレイシガイの仲間となります。


オオナルトボラ

オキニシ科。

ボラとはホラガイからきているのでしょうが、

ボウシュウボラはフジツガイ科で遠縁のようです。

ホウシュウボラ同様、イセエビの刺網にかかってきますが、

今年は以前に比べ時々獲れ、増えたようです。

小田原で食用としての流通は、無しかほとんど無しです。

内臓は食べない方がいいですが、

身(筋肉)はどんな味なのか、ためしてみたいです。


ミギマキ

この魚はミギマキ、一目見てタカノハダイの近種と分かりますが、

タカノハダイに比べると、体型はやや細長いようです。

模様も白っぽい黄色地に真っ黒な帯状の線が入っています。

この黒い線がやや斜めについているため、

体に黒いヒモを巻いているようにもみえるのが

名前の由来でしょう。

ただ、これが右巻なのか、左巻なのか、

見解の相違があり、

ヒダリマキと呼んでいる地域もあるようです。

根府川沖15m全長約40cm。

タカノハダイに比べるとやや深い所に生息しているようですが、

数はかなり少ないようで、獲れても年に1~2匹です。


メガネウオ

これはメガネウオ。

水深20m、砂地と岩礁の境あたりで刺網にかかりました。

全長30cmほどで、かなり大きい方ではないかと思います。

ミシマオコゼ科、ミシマオコゼ属、ミシマオコゼの仲間ですが、

ミシマオコゼ、キビレミシマ、ヤギミシマ、アオミシマ、

どれも同じような体型をしており、

体色が多少異なります。

英名Stargazerは、星を眺める人、

頭部上面が平らになっており、

そこに目があります。

常に上を見ていることが英名の由来でしょう。

砂底で生活し、体は砂にもぐって、目だけ出し、

小魚などのエサをじっと待っています。

口の中を良く見ると燈色のひも状のものが見えます。

さらによくみると、

節(ふし)があるようになっていて、

ゴカイなどの環形動物に良く似ています。

これを口のすぐ前でひらひらさせて魚などをおびき寄せ、

パクリとたべるわけです。

この疑似餌を持っているのは、

ミシマオコゼの仲間ではメガネウオだけです。


グロガヤ

イセエビのい刺網や磯建網に時々かかるこの生き物は、

クロガヤといいます。

黒いガヤ、クラゲやイソギンチャクと同じ腔腸動物で、ヒドロ虫類、

ポリプの群体からなるそうですが、

どれがひとつひとつのポリプなんだか、私にはわかりません。

水深数m~20mぐらいの磯の岩に付着しています。

体調は10~15cmぐらい、

近種に体色が白いシロガヤというのもいます。

クラゲやイソギンチャクの仲間ということで、刺胞があり、

触れると刺されます。

肌の弱い所ではかぶれたように赤くなることもありますが、

たいしたことはありません。

危険な生物としてダイビングをやる人たちには知られているようですが、

漁業者には、そのような認識はほとんどありません。


うみそうめん

サザエの殻に産み付けられた卵。

「うみそうめん」と言われるアメフラシの卵です。

昼寝していたら隣でアメフラシが産卵していたそうです。


アサヒガニの子ども??

体の大きさ(甲長)約5cm。

水深10mの砂地でかかりました。

体色や甲の表面の形状は異なりますが、

アサヒガニの子どもなのかと思います。

アサヒガニも最近では珍しくなってしまいました。


ダイアンアナゴ

 

「海の魚大図鑑」により、これはダイナンアナゴ。

黒アナゴと混称されているとも書かれているように、

俗称クロアナゴで通っています。

刺網にかかった魚を網ごとくらいついてきます。

多くは網の目を抜けて、食い逃げしていきますが、

これは大物網の目を抜けることができず、

御用となりました。

これも活けじめにして宅配便にて発送しました。

マニアなお客さん・潮君にお届けです。


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船名 海真丸
船主 江森正典
TEL:090-2303-0735

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