先月、沖出しした養殖ワカメ。
そろそろ生長具合が海上からも判る頃なのですが。
残念ながら、今年はその姿をほとんど見ることができません。
過去にも海水温が上昇し溶けてしまったり、
時化で葉が切れてしまったり、施設が壊れてしまうことがありました。
また、アイゴの食害と考えられることもありました。
ところが、今回は親網に種糸が残っていないそうです。
養殖が始まってからほとんどうねりもなく凪がつづいていたのに、
どうしたことでしょうか。
ワカメ養殖のスペシャリスト、三浦市の高木丸さんにうかがうと、
メジナやボラが種糸を抜いてしまうことがあるとのこと。
なぜ、抜くのかは解りませんが、養殖とはいえ、海の中のこと、
何が起こるか予想もつきません。