これはタコカゴをたぐっている時、船上で見つけました。最初は何かの生き物の切れ端か、節足動物かと思いました。見るからに危なそうですが、水の中に入れてみるとその姿が見えてきました。はっきりと前後があり、頭の形もわかります。これは軟体動物のウミウシです。背面をおおうふさふさからミノウミウシと呼ばれるものだと思いますが、これもまた何種類もあり、種名までは調べてみないことには分かりません。江之浦沖、水深20m。