菅直人の言った「最小不幸社会の実現」、
GDPに占める割合1.5%の
農林水産業にたずさわる人々が犠牲になれという意味だったのかと、
今さらながら気がつきましたが、
どうやら、それだけでは済まないことが、だんだん明らかになってきました。
TPP参加問題ですが、
参加には「国際競争力のない」農業・漁業が障壁となっており、
農業・漁業をいかに強化するかなどと、
今まで真剣に食べ物のことなど
とても考えていたとは思えない連中が
うそぶいています。
しかし、これは連中の作戦、もちろん、食糧については絶対に譲れないことですが、
TPPは一次産品がアメリカから大量に押せ寄せるだけでなく、
アメリカに国内の様々な仕事が奪われ、
利益を吸い上げられることだったと、
まあ、意図的に隠しているわけです。
どんなに隠そうとしても、つい、本音は出てしまうもので、
「最高不幸社会の実現」などと。
このTPPに関しては、農文協の月刊誌「現代農業」が
大変力を入れて、問題の重大さを明解に説いています。
私も多くの情報をいただいています。
「現代農業」は一般の本屋さんでも扱っています。
図書館に置いてあることも多いと思います。
とても勉強になります。