釣りのお客様からは嫌われ者のサバフグですが、毒の無いフグで、
もっちりしっかりとした食感で、大変美味しいです。
下処理は次のとおり。
①肛門から包丁を入れ、腹を開き内臓とエラを取り出します。
②頭を落とし、ヒレをすべてはさみで切り落とします。これをしておくと皮が向きやすい。
③皮をむきます。頭の皮も向きます。ツルっときれいに向けます。
④2枚下ろし(鍋の場合は骨付きのぶつ切りで煮るとダシが出て美味しい)、あるいは3枚下ろしにして、
塩を振り、バットに並べて冷蔵庫で10分ほど置いた後、
取り出してキッチンペーパーで水分と塩をきれいに拭き取ります。
サバフグの塩焼き
①下処理したサバフグの半身を、低温でじっくり焼きます。
魚焼き機では、一番低い温度で10分、ひっくり返して10分の合わせて20分焼いて出来上がり。
薄い塩味が付いているので、そのままでおいしい。
梅酢和え
①3枚におろした身を薄切りにして、鍋に沸かした熱湯の中にくぐらせ湯引きして、
火が通ったらすぐに氷水に入れて身を引き締めます。
②水けをきり、梅酢(梅干し、ミリン、酢、砂糖)とあえて出来上がり。
鍋物
①頭を包丁かキッチンバサミで二つに割り、ぶつ切りにした身も一緒になべに入れます。
白菜、にんじん、キノコなど、好みの野菜も入れます。。
②水を入れ、火にかけて煮込んで出来上がり。味は、ポン酢で食べても、
鍋に醬油や味噌の味をつけて食べてもお好みで。