12月31日、今年も終わろうとしていますが、12月後半は風の日が多く、
思うように漁に出られず、残念な日が続いてしまいました。
しかし、このような陽気は仕方がないとして、
それ以上に海の環境の変化、悪化がさらに進行した1年でした。
ほとんど海藻の無い砂漠のような磯になっています。
私も「小田原藻場再生委員会」の活動に参加し
主にカジメの海中林の回復を目指して、取り組んできました。
しかし、今のところ非常に厳しい道のりが続いています。
おそらく終わりのない活動と思っています。
それとともに自らの生活も見直していかなければならないと気づかされました。
いまだ夜明け前ではありますが、必ずや光明があると信じ、
再び豊かな磯資源に恵まれることを願い、これまでも、そしてこれからも。
それでは、釣り船のお客様、そして、魚をお使いいただいたお客様、
まことにありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。