ワカメといえば、今や(かなり?はるか?以前より)養殖物が主流ですが、
元来、海には岩などから上に向かってはえているワカメがあります。
いちいち天然ワカメなどと呼んでいますが、
やはり自然のもの、年により豊凶があります。
今年は近頃にない当たり年で、
江之浦の浅い所は一面ワカメに覆われているようです。
これまで水温も低めに推移していたので、
汚れもなく、状態も良いです。
このような所に、イセエビの刺網を、例えば、もし、かけたとすると。
翌朝、当然ワカメもかかってくるわけで、
最初の1本、2本は味噌汁の具ができたと思うでしょう。
3本、4本目は酢の物にするだろうなあ、
俺はたまにはヌタで食べたいなあ、などと、考えるのもつかの間。
次から次と連なるワカメに、うんざりするのではないでしょうか。
網からはずす手間も大変ですし、
もし、樽に一杯も採れてしまったら、
とても食べられる量ではないし、
どうするの?と考えてしまうでしょう。