小田原市漁協刺網部会のメインイベント、
ヒラメの種苗放流事業を行いました。
神奈川県栽培漁業協会、相模湾水産振興事業団、小田原市漁協(JF)との合同事業で、
小田原市域の前浜に計45,000尾とかなりの尾数を放流したと思います。
うち、10,000尾は、刺網漁業者による部会が直接購入したものです。
ヒラメの水揚げ金額の一部を資金にあてています。
また、放流にあたっては、放流適地の選定という放流効果を高めるための重要な要因があり、
これには神奈川県水産技術センターの研究が利用されています。
今年の種苗は裏側の黒化個体が多く、私が見た限り、すべてのもので、
それも、パッと見てすぐ判る、かなり目立つものでした。
この種苗が順調に成長してくれれば、2020年12月からの漁期に、
裏側に黒い斑のあるヒラメが獲れることでしょう。