寒い朝でしたが、風も凪いできて、イセエビ網とヒラメ網もたぐり、
無事、今年の漁を終えることができました。
今年の漁を振り返ると、
春先までのヒラメ網漁はいい漁だったと思います。
しかし、3月から5月にかけては値が付かなくなってきて、
イセエビ漁とともに、休漁日が増えてしまいました。
そして、春以降、メインとなるサザエ漁は、小型のものが多く、獲れました。
去年の大時化により、カジメがほぼ消失してしまった江之浦・根府川地区の磯では、
凪続きだった今年も回復の兆しがなく、今後の影響をとても心配しています。
また、今年は、ウツボ漁に取り組むことができました。
JF小田原水産が加工・販売するとのことで、原料供給を行っています。
漁以外では、漁業士会活動として、新規就業希望者の方たちに、
漁の話をしたり、乗船体験をしてもらったりしました。
小田原に限らず、漁業を通して、それぞれの地域で頑張る仲間が増えることを、期待しています。
一方、釣り船は、今年も多くのお客様においでいただきました。
ありがとうございました。
台風の影響もなく、夏からあきにかけて、ほとんど出ることができましたが、
わずかに2,3日、その影響で見合わせる日がありました。
たまたま当たってしまったお客様、本当に申し訳ありませんでした。
また、お待ちしております。