前日掛けた刺網を、朝3時前に出港、網を手繰り、
日の出前後に帰港します。
港では、カワハギなどを生簀のカゴに移し、
アイゴなどは活けジメにします。
そして、刺網のゴミなどを取り、たぐり直して、
掛けるばかりの状態に準備します。
日に日に暑くなってくるので、
のんびり作業していてはいけません。
一連の朝の作業を終えると、今度は陸の仕事です。
8月より再び始まるイセエビの刺網漁に向け、
網を直さなければなりません。
そして、その合間に出荷などがあります。
一つ一つの仕事の分量はたいしたことないのですが、
次々とこなしていかなければならず、
とても忙しなく感じます。
獲れる魚が少なく、漁としては最も暇な時期なのですが、
それゆえ、後回しにしていた仕事などもあって、
とにかく、時間を持て余すなんてことはありません。