イセエビの刺網を手繰って港にもどり、片づけ作業をしていると、
小さな魚がいるのに気づきました。
口の形や、ヒレのトゲとげ感などから、
アイゴの稚魚と思われます。
かつてなら、こんな魚が増えたら困るなと思ったものですが、
今では、立派な漁獲の対象魚となっており、
稚魚を見ても、成長して網に掛かるのが楽しみだと思うほどです。
しかし、昔は少なかった魚が増える一方、減ってしまう魚もあり、
またアイゴは海藻を食べるので、
カジメを食いつくされてしまうほど増えても困ります。
何事もほどほどが良いでしょう。