

体の大きさが2センチぐらいの小さなカニ。
その丸い形が拳を連想するのでしょう。
コブシガニ、テナガコブシガニなど、
コブシガニの仲間は、いくつかありますが、
これはツノナガコブシガニという種ではないかと思います。
体はタカラガイのような光沢があり、
脚の紅白模様など、とても愛らしいカニです。
気がついたら、船の中にいたので、
タコカゴの中に入っていて、
タコと一緒に魚槽にあげられたのでしょう。
20~30センチの浅い砂地に多くいるようですから、
エサを食べるなど用事がなければ、
砂に埋もれている時間が長いのかもしれません。