生命の星・地球博物館の標本整理室。
「なになに?」
「おぉっ!」
「これは、クラゲ?」
「間違いなくクラゲですな!!」
サカナ屋さん、トリ屋さん、ホネ屋さん、カニ屋さん、皆さん、
取り囲んで、喧々諤々。
一応、カニ屋さんが担当なので、図鑑と照らし合わせてさっそく検索。
とうやら、これではと、ほぼ同定。(アマクサスラゲという種のようです)
「え~、背面の点々も刺胞、毒は強く、刺されるとキケン!!」
「おぉっ!!」と、皆さん一斉に後ずさり。
自分は、こういった場所が大好きです。
ですから、何かおもしろそうなものがかかると、
少し早めに仕事を切り上げて、いそいそと博物館へ向かいます。
もちろん、すぐ近くにあるからこそできることですが。
特に冬場のヒラメ網は、操業できる網数も多く、
水深帯も浅場から深場まで幅があり、
いろいろなものがかかってきます。
今期も、珍種・奇種?は好調。(本命はイマイチですが)
博物館通いが続いています。
博物館に持ち込んだところで、全く商売にはならない、
完全なる趣味なのですが、
漁業者にしかできない趣味です。