刺網部会の視察研修ということで、
昨日・今日と仕事を休んで房州へ行ってきました。
直売所を2~3ヶ所見てきました。
我々、刺網漁での漁獲物が活魚での水揚げを基本としているので、
活魚販売を行っているところの視察となりました。
活魚であれば、当然、相手はまるごと1匹泳いでいるわけですから、
欲しいと思っても、実際に手を出せるお客さんは非常に少ないのではないかと思います。
今回見てきたところも、個人の客だけではなく、
複数の販売先を持つことにより、
利益を上げているようでした。
活魚を扱うためには、施設に対する初期投資・維持費、
それに生き物を扱うリスクを負うわけで、そこから利益を上げようとするには、
それに見合った販売先を持たなければなりません。
そんな商売の難しさ、漁業者がそこまでできるのかといったことなど、
色々と考えるべきものを示唆してくれました。