この魚はミギマキ、一目見てタカノハダイの近種と分かりますが、
タカノハダイに比べると、体型はやや細長いようです。
模様も白っぽい黄色地に真っ黒な帯状の線が入っています。
この黒い線がやや斜めについているため、
体に黒いヒモを巻いているようにもみえるのが
名前の由来でしょう。
ただ、これが右巻なのか、左巻なのか、
見解の相違があり、
ヒダリマキと呼んでいる地域もあるようです。
根府川沖15m全長約40cm。
タカノハダイに比べるとやや深い所に生息しているようですが、
数はかなり少ないようで、獲れても年に1~2匹です。