写真はアイゴです。
タコカゴに迷い込んだヤツで全長13センチほどありました。
昨年秋に江之浦港内に大量にいたものが、どんどん成長、
真冬の低水温時に姿を消したので、
やはり越冬は無理なのかと思っていたのもつかの間、
春の潮とともに再び姿を現し、
今、このサイズです。
この分では商品サイズまで、さほど時間はかからないのでは。
紀州では小型のものは干物にしているそうで、
利用法も研究して備えておこうかなど、
今のところ、ことを真剣にとらえてはいません。
海藻を食べるアイゴは、西日本各地で深刻な食害をもたらしています。
また、毒のあるヒレのトゲトゲは、網からはずしにくく、
操業時の作業効率をいちぢるしく低下させます。
いままで、毎日大量のアイゴに見舞われたことがないので、
これからも多分ないだろうと、
根拠のない観測で、この魚を眺めています。