殻の模様や溝が明瞭で、
色みも明るいのがヤツシロガイ。
20~30mぐらいの砂泥地に多いのですが、
今、50~80mのヒラメの刺網に掛かってくるものは、
茶色くて、模様はほとんどなく、
溝もはっきりしません。
底質も深くなると砂泥から泥へと変わってくるので、
生息環境の違いによるバリエーションかと、
あまり気にしていませんでした。
しかし、ヤツシロガイも最近商品価値が高まったこともあり、
よく見てみると(一目でわかるのですが)
らせんのてっぺんの高さなども違い、
別種のような気がしてきました。
市場価値は同じなのですが。