今日は、小田原市漁協刺網部会の最も重要な活動、
ヒラメの放流を行いました。
放流尾数1万2千尾、その内、
1万尾は、刺網漁業者がヒラメの獲れ高に応じて資金を出し合い、
購入しました。
全長80mmぐらい、体色も元気も良い種苗でした。
これから、ヒラメは1日1mmと、
驚くべき速度で成長しますが、
今年の暮れから始まるヒラメの漁期には、
まだ、300mm未満で、
150mm以上のヒラメ網の目を余裕ですり抜けてしまいます。
約1年半後の来年暮れから始まるヒラメ網漁の水揚げに
寄与することとなります。
当然、この間、食べられてしまったり、
どこかへ泳いでいってしまうヒラメもいますが、
反対に泳いで来るものもいるでしょうし、
ヒラメの育つ環境さえ維持されていれば、
後は勝手に、タダで育ってくれるわけです。