春はあけぼの、日の出もずい分と早まりました。
山際に沈みゆく月を背に、ヒラメの刺網漁に向かいますが、
これは既に2航海目目。
イセエビの刺網をたぐり、小田原魚市場へ水揚げした後です。
ヒラメ網漁が終わると、夕方にはイセエビの刺網を投入するので、
今月は丸1日フルで働くこととなります。
しかも、朝凪の後、南西風の吹く日が多く、
仕事のペースを乱されることがしばしばです。
そのようなわけで、こちらの更新も滞りがちとなっております。
江之浦の港近くでエビ網にかかってきたクロナマコ。
滅多に獲れないのですが、今期、もう2個目。
ヒラメの刺網では、サメが増えてきました。
これはヒゲツノザメ。希にこのようなサメもかかります。
ヒラメの刺網には、こんなものも。
空き瓶。
水深100m。
海岸から転がり落ちていったのか。
漂流していたものが沈んだのか。
船上から捨てられたのか。
きれいなままのビンであれば、引っかからないのでしょうか。
カキなどが付いて成長したため、
再び陸上へと戻りました。
「ミリンダ」、そんな飲み物もありましたね。