春一番でしょうか。
風にワカメが舞っています。
11月末に養殖施設(ワカメだな)を海面に設置、
種糸を挟み込んだ親縄数十本(1軒当たり50本ぐらい)を
種糸から伸びたワカメがようやく収穫サイズとなってきました。
まだ、メカブのできたものはわずか、
葉も厚みがなく、本格的な水揚げは、一週間ぐらい先になりそうです。
今年は高水温でワカメが溶けたり、時化で脱落したりといったことに見舞われず、
これまでのところ、出来は上々のようです。
むしろ、出来すぎ、株からの目数がかなり多く、
現在の作業は収穫というより、芽かき(間引き)をおこなっているようなものです。
しかし、その名の通りの若芽、
やわらかく、今年もワカメをいただけると、ありがたい味わいがあります。
天気が雨や荒れていなければ、
これから、ほとんど毎日作業をすると思われます。
江の浦か根府川の浜で、注文分に追われていなければ、
小売りにも対応してくれるでしょう。