業務多忙につき、記事の更新が滞っています。
ヒラメの刺し網漁は引き続き好調です。
そろそろ魚の減ってくる頃ですが、
獲れ始めが遅れた分、そのまま盛漁期が遅れた分、
そのまま盛漁期がずれてくれ、
連日漁に恵まれています。
昨日はアンコウが最も多かったものの、
ヒラメやカレイなどと合わせて200キロ近い漁がありました。
これだけの魚を獲り、江之浦の港に帰り、カゴに活かし、あるいは活けじめにし、
翌朝の小田原魚市場に水揚げのためトラックに積み込み、
魚市場で計量と、それぞれの作業量も荷に比例して増してきます。
しかし、私の小さな生簀には、山盛りになってしまうほどの、この魚も、
いつまでも獲れ続けるわけではありません。
今日3月20日という時期をかんがえれば、
明日や明後日には、「あれ、一時の勢いがないな」
と感じるかもしれません。
そして、確実にほどなくすーっと姿を消していきます。
その時、いくら頑張ろうとしても頑張りようがないわけで、
朝から晩まで仕事仕事で、過ぎゆくこの30~40日余りは、
まさに春の日の夢のごとし。