ヒラメの種苗放流に関するお話です。
自前でヒラメの種苗を購入することは、私が自営となった時、すでに始められていたので、
30年かそれ以上の歴史があります。
しばらくは、刺網部会の自主活動でありました。
現在は国が進める資源管理政策への参加により、
刺網部会としてヒラメを選定、神奈川県と協定を結び、
この自ら購入した種苗の放流と、全長35㎝以下の小型魚の漁獲禁止(体調制限)、
規則により掛けられる網の数からさらに削減(漁獲努力量の削減といいますが)、
この3点セットを自らに課し、ヒラメの資源管理に取り組んでいます。
漁業に関係する人以外には、ほとんど知られていないと思いますが、
全国それぞれの漁業に応じて、多くの漁業者が(かなり高い割合で)
この様な資源管理というものに取り組んでいます。