今日は小田原市漁業協同組合によるサザエ・アワビの稚魚の放流がありました。
主に漁協(JF)、漁業者が種苗代を拠出しています。
漁協の定置網船「大漁丸」にて片道2時間余り、
神奈川県水産試験場および栽培漁業協会のある城ケ島へ行きました。
サザエの一部には着色して標識としました。
昼頃、小田原港に戻り各浜に分かれて放流です。
磯が多く、漁場条件の良い片浦地区は、
購入した稚貝の数も多く、
アワビはアクアラングによる潜水で岩陰へと、
サザエは密漁者に獲られないように、いくらか深い所へと
慎重に放流しました。
一昨年、白糸川から大量の土砂を海へと捨てたような漁場破壊や、
密漁による被害がなければ、
2~3年後には天然資源にプラスした水揚げの増加が
期待できます。