年の瀬に・ひと吠え!!

まさに、年の瀬!

今年も残り2日となりました。

セリは明朝が最終ですが、

「お正月の魚を」と、多くの皆様からご注文いただいていますので、

この2日間も、めいっぱい操業の予定です。

 

さて、今年は衆院選と、その結果の民主党政権誕生という

大きな出来事がありました。

この不況下、せめてもう少し暮らし向きがよくなってくれないかと、

ささやかな願いをこの政権交代に寄せました。

そして、財政健全化に向けて、

事業仕分けなる手法が用いられ、多くの耳目を集めたことは

記憶に新しいですね。

「無駄の洗い出し」とここまではよかったのですが、

いざ、作業に入ると、「ちょっとまて、これがムダなのかよ!!」と、

その税金の使われている現場では、大変な驚きと怒りをもって

受け止められました。

私も、これはムダの削減などではなく、

つくづく政治だなぁと思いました。

そもそも何がムダかなどということは、

人によって異なるので、

仕分け人の個人的な判断に尽きるのではないかと思います。

実際には、子供手当てなど、

目玉の政策を実現するための原質捻出が目的ですから、

効果が不透明など、適当な理由をつけて片っ端から

削減や廃止の判を押していく、

つまり、始めから答えありきだったわけです。

「構想日本」などというのが一生懸命目先の金勘定にやっきになっていましたが、

「費用対効果に乏しい」とだけ言えれば、

誰だってできますよ、こんなことは。

だいたい、費用対効果を示せというなら、

まず、あなた達が、その計算式を提示しなさいといってやりたいです。

式である以上、多くの人が納得できるものをです。

そもそも、「思いやり予算」など、そんな予算の存在自体、

恥ずべきものを、

基地内で働く労働者の賃金を削ろうとしているのですから、

こんなこと「真顔で論議している」、これが、日本の政治なんです。

こんなものは全額アメリカが負担するもので、

労働者の労働条件については、

国が責任を持ってアメリカと交渉するというのが、

本来ではないでしょうか。

 

これに先立ち小田原市でも事業仕分けが行われました。

こちらも「構想日本」と市民の仕分け人が行ったのですが、

水産予算はいいターゲットです。

まったく、怒りは治まらず、書きたいことは山ほどあるのですが、

忙しくて書けません。

何しろ、仕分け人というのがひどいです。

自身のブログでテレビに出ましたと喜んでいる自冶体職員や、

市民面していながら、実は市議を狙っている人が、

選挙向けに手柄をたてようとしていたり、

何でこんな連中に、漁業経営の安定に寄与している事業を「不要」などと

言われなければならないのかと思うと、

さらに怒りがこみあげてきます。

続きはまたの機会で。(機会があれば)

 

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