さて、気をとり直して、
今日の沖の様子です。
月夜ということもあり、非常に厳しい漁模様です。
(ちなみに昨日は、大アマダイとキンタラのまぐれ当たりに
助けられました。
(「キンタラはマカオの大富豪が買うから、いい値がつくよ」と、
魚市場のシモシモが言っていましたが、
かなり疑わしいというか、多分うそでしょう。)
ヒラメなぞ、どこにいるのかといった様子ですが、
どういうわけか、ひとつの網だけ、マトウダイがバタバタとかかってきました。
こういうのを「なぶら(魚群)がかり」といいます。
ほぼ、同じ水深ですぐ隣に並べて網が入っているのですが、
そちらは全く魚の気配ナシ、
オキナマコ1つだけで、とうとうマトウにも見捨てられたかと思っていたら、
いきなり、生簀がこんな状態に、
全くわからないものです。
おかげで、今日の注文は、どうにか追いつきました。
さあ、明日は最終日、
既に西風がそよそよしていて、心配なんですが、
網がたぐれないと困ります。
どうか沖に出られますように。