私が今読んでいる本です。
「海に暮らす無脊椎動物のふしぎ」(中野理枝2011.6)。
読みやすく、写真がきれいで、
海産無脊椎動物の多様な生態が詳解されています。
そして登場する生物の分類上の位置にも配慮しており、
それが何の仲間なのか、
わかりやすく説明されています。
ただ、あまりにも多くの動物が含まれるので、
エビ・カニ(節足動物)、イカ・カイ(軟体動物)、ウニ・ヒトデ(棘皮動物)
ぐらいはできるのですが、
サンゴやクラゲ、イソギンチャクとなると、
何の仲間だったっけ?ともう頭がついていきません。
著者の中野氏は趣味のダイビングから研究の道へと入り、
琉大大学院へと進学したそうです。
好きなことをとことん究めるという氏の情熱も伝わります。
ソフトバンク、サイエンス・アイ新書から。