ヒゲのあるツノザメで、ヒゲツノザメ、見た目そのままの名前です。これは、生きていました。地球博物館に持っていったところ、「前回は腐りかかけでしたけど、これはいい状態ですねぇ。」と、以前、腐りかけの物を持っていったことを、瀬能博士はしっかり記憶していました。それでも、地球博物館のヒゲツノザメの標本は、私が持ち込んだこの2体のみだそうです。大陸棚のへりから、傾斜にかけての深いところに棲むサメです。