アンコウの標識放流です。
小田原市漁協刺網部会の研究活動のひとつとして、
アンコウの生態調査を行っています。
刺網で漁獲したアンコウに標識をつけて放流しています。
県相模湾水試に色々と指導してもらい、
再捕情報を集め、分析は水試が行っています。
小田原前では冬から春先にかけて多獲されますが、
このアンコウがその後どこへ行き、
翌年再び戻ってくるのか、どこへ行ってしまうのか、など、
全く分からなかったのですが、
そのようなことも少しずつ解明されています。
今年の標識の色は「ピンク」。
海に還っても、元気に成長するように、
漁獲によるダメージの少ないものを選んで放流します。
「とりあえず、20匹は放流せい」と、
標識を渡されたのですが、
ここへきて、途端にかからなくなってしまいました。
ノルマが達成できるのか、心配です。