ヒラメ刺網漁を振り返って続きです。
ヒラメは平均的か、それを上回るまずまずの漁獲でした。
それではその他の魚種はどうだったのでしょうか。
アンコウ・12月末より顔を出し始め、
1月末~2月上旬、ヒラメが増え始めた頃にピークがあり、
これはかなり早期でした。
そして、その後の漁獲はきわめて少なく、
3月後半より、終漁まで、日に数匹ていど、
少し獲れるようになりました。
ホウボウ・きわめて少なかったです。
マトウダイ・12~2月にかけて続きましたが、少なめでした。
イシダイ・3月中に少し獲れただけでした。
ムシガレイ・少な目でしたが、例年いなくなってしまう4月にも、
漁期いっぱい獲れ続け、産卵前のものも多かったです。
イズカサゴ・終了間際にチラホラ。
このように、ヒラメ以外の魚がすくなかったのも、
今漁期の目立った点です。
その他、ハシキンメ数尾、
キンタラ0尾、
マダイもわずか、
タカアシガニ3杯、
アカザエビも2~3尾
ウチワエビも数えるほどでした。
サメエイの類は、12月中にカワハギの網から続いて、
ホシエイが極めて多かったです。
ただ、サメはギンザメが漁期を通して多く感じましたが、
他は、ドチ、フトツノ、ナヌカ、ヨロイ、アイ、コロ、ホシ、などが
漁期を通してかかりましたが、多くなかったです。
他は、シュモク、エドアブラ、カグラ、ノコギリ、ホシザメなどが1~数匹獲れました。